医療業界、特に大病院では24時間営業が当たり前です。
早番や夜勤が辛いと思っている人も多いでしょう。
でも、24時間営業であることが自由な働き方を可能にするとも考えられます。
最近では、「夜勤専任看護師」という働き方が注目されています。
文字通り夜勤だけ担当する看護師を作ることで、他の看護師の負担を軽減するものです。
若い看護師にとっては、夜勤専任になることで手っ取り早くお金を稼ぐことができるということで、そちらに流れる方も多いようです。
このような動きは、薬剤師や臨床検査技師などのコメディカルにも広がっています。
また、ほとんどの病院は午前中が忙しいため、午前だけパート職員として働く方法もあります。
レントゲン検査部門などは特に午前に仕事が集中するので、午前だけ1.5倍くらいの人員を確保しているところもあります。
一度子育てなどで現場を離れたけど、せっかくの資格を活かしたいと思う方にはこういった働き方もおすすめです。
そして、高い専門性を持っている医療従事者には午後だけ働く方法もあります。
たとえば、カテーテル検査担当の技師などがそれにあたります。
多くの病院では難しい症例や手間のかかる検査は後回しになり、午後に行うことが多いです。
結果的に残業が多くなるので、日勤者の負担を減らすために午後からという求人も結構出ています。
高い専門性さえ持ち合わせていれば、自分の好きな時間に働けるのが医療業界のいいところです。
正社員は肉体的にも精神的にも辛いという方でも、フレキシブルにいろいろな働き方を選択できます。